愛知県保険医協会東三河地区では、毎年「子どもの健康を考えるつどい」を開催しています。
この企画は、子どもの健康の様々な諸相について、医師・歯科医師と教育・保育・保健など関連する各分野の方や市民とともに、考え合う場として開催し今年で37回を迎えます。
今年のテーマは、感覚過敏な子どもへの対応について。親や教育関係者等が知っておくべきポイント等についてご講演いただきますので、ぜひご参加ください。
●日 時 2024年12月15日(日)午後2時~4時
●会 場 豊橋商工会議所3階ホール
●参加費 無料
●定 員 現地180人、オンライン80人(先着順)
●講 師 大瀧 和男氏
(かずおメンタルクリニック院長、豊橋市精神科学校医、豊橋市不登校対策推進委員)
●要 旨
近年、子どもがHSC(Highly Sensitive Child)ではないかと外来にやってくる親子がいる。話を伺うと、HSCとかHSPを医学的診断と勘違いされている方が多い。HSというのは、生まれつきの性質のようなものであって、診断という範疇のものではない。それなのになぜか。どうやら、発達障がいではないというお墨付きを得たいというのが、受信動機のようなのである。今回HSCが児童精神科の中でどのように位置づけされているのかを明らかにして、その理解と対応を考えてみたい。
◯後援:豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市 各教育委員会◯